ヘルシンキのグルメ16選|サーモンスープとトナカイ料理のおすすめレストラン、オールドマーケットホールの食べ歩き
ヘルシンキに来たら食べたいのが、サーモンスープ、トナカイのソテー、ミートボールといったフィンランドの家庭の味です。物価が高いイメージのある街ですが、気軽に入れる食堂やマーケットホールを選べば、ぐっと身近に楽しめます。この記事では、フィンランド料理の人気店、食べ歩きが楽しいオールドマーケットホール、マーケット広場、日本の味が恋しくなったときの店、特別な日の老舗レストランまで、ヘルシンキのグルメ16か所を紹介します。
ヘルシンキで食べたいフィンランド料理

- サーモンスープ(ロヒケイット):サーモンとじゃがいもをクリーミーに煮込み、ディルを散らしたスープ。黒パンを添えて食べる
- トナカイのソテー(ポロンカリストゥス):薄切りのトナカイ肉を煮込み、マッシュポテトとコケモモのジャムを添える
- ミートボール(リハプッラ):マッシュポテト、ピクルス、コケモモと一緒に
- 黒パン:ライ麦の酸味のあるパン。丸くて真ん中に穴が開いたものも
サーモンスープはマーケットホールやカフェでも手ごろに食べられ、トナカイはフィンランド料理の店の定番です。
フィンランド料理のレストラン
1. Zetor(ゼトル)|トラクターのある陽気な店

Zetor は、中心部のマンネルヘイミン通りにあるフィンランド料理の店です。公式ページによると、1991年12月6日(フィンランドの独立記念日)に開店し、店内には本物のトラクターが置かれています。自らを「110%フィンランド料理」の店と紹介していて、フィンランドのヒット曲が流れる陽気な雰囲気です。

木を基調にした店内の長いテーブルで、サーモンスープやトナカイのソテー、ミートボールなどの定番を味わえます。特にサーモンスープとトナカイのソテーがおすすめです。価格も高すぎず、旅行中に使いやすい店です。
- 住所:Mannerheimintie 3-5
- 営業:毎日(曜日によって時間が異なり、夜遅くまで営業。週末22時以降は22歳以上のみ)
2. カフェ・エンゲル(Café Engel)|大聖堂の目の前で気軽にフィンランド料理

ヘルシンキ大聖堂の向かい、元老院広場の端にあるクラシックなカフェです。公式サイトによると、店が入る「スンニの家」は1765年に建てられたヘルシンキ最古級の石造りの建物です。
高級レストランではなく、カフェとして気軽に入れるのに、ミートボール、サーモンスープ、トナカイのソテーなどのフィンランド料理を良心的な価格で食べられます。


訪れたときの黒板メニューでは、サーモンスープが16.50ユーロ、ミートボールが17.30ユーロ、トナカイのソテーが20.60ユーロでした。温かい料理は月〜土の11:00〜20:30、日曜・祝日は12:00〜18:30に注文できます。
- 住所:Aleksanterinkatu 26
- 営業:月〜水 8:00〜21:00/木・金 8:00〜21:30/土 9:00〜21:30/日 10:00〜19:00
オールドマーケットホールで食べ歩き

マーケット広場の隣に建つオールドマーケットホール(Vanha kauppahalli)は、公式サイトによると1889年から営業する、ヘルシンキ最古のマーケットホールです。赤レンガの建物の中に、魚屋、チーズ屋、カフェ、レストランなど木造りの店が並びます。
公式サイトでもサーモンスープとフィッシュサンドが名物と紹介されていて、ランチにぴったりです。
3. E. エリクソン(E. Eriksson)|老舗の魚屋


ホールの中にある老舗の魚屋です。ショーケースにはサーモンのオープンサンドなどが並び、サーモンスープやサーモンサンドを味わえます。

4. SOUP+MORE|選べる大きなスープ

毎日店内で作るスープの専門店です。公式サイトによると、日替わりで3〜4種類のスープが並び、クリーミーなサーモンスープは毎日メニューにあります。器もたっぷりの大きさです。

- 料金:野菜のスープ12ユーロ、肉のスープ13ユーロ、魚のスープ14ユーロ(大盛りは+2ユーロ)
- 営業:月〜土 11:00〜16:00
5. Story|ホールの中心にあるカフェ・レストラン

ホールの真ん中にあるカフェ・レストランで、カフェとしても人気です。公式サイトによると、朝食、ランチ、週末のブランチ、焼き菓子まで楽しめます。サーモンスープやミートボールもあります。

ショーケースにはルバーブのケーキやブルーベリーのチーズケーキが並び、食後のデザートにもぴったりです。
6. La Gelateria|ピスタチオとブルーベリーのジェラート

イタリアの手作りジェラートの店です。公式サイトでは「クラシックなイタリアの味と、厳選したフィンランドの食材の出会い」と紹介しています。ピスタチオや、フィンランドらしいブルーベリーのジェラートがおいしい店です。
オールドマーケットホールの営業時間は、月〜土 8:00〜18:00、日曜 10:00〜17:00です(店ごとに異なります。公式サイト)。
マーケット広場とハカニエミ・マーケットホール
7. マーケット広場(Kauppatori)
オールドマーケットホールの前に広がる、ヘルシンキでいちばん有名な市場です。MyHelsinkiによると、港に面した広場に屋台が並び、市場の食べもの、手工芸品、お土産がそろいます。地元の野菜や果物から、多国籍の料理の屋台まで、見て歩くだけでも楽しい場所です。
スオメンリンナ行きのフェリーもここから出ます。毎年10月には、1743年から続くバルト海ニシン市が開かれます。
8. ハカニエミ・マーケットホール(Hakaniemen kauppahalli)
オールドマーケットホールとは別の、地元の人が日々の買い物に使うマーケットホールです。公式サイトによると、1914年に開業し、2018年からの全面改修を経て2023年4月27日に再オープンしました。
2階建ての館内には、食材や生活用品の店、カフェ、レストランが並びます。内装はほぼ当初の姿に戻され、窓が大きく明るい空間になりました。メトロの駅から直接入れるのも便利です。SOUP+MORE の店舗もあります。観光客向けのオールドマーケットホールに比べ、地元の暮らしにふれられるのが魅力です。
- 住所:Hämeentie 1a(メトロ Hakaniemi 駅)
- 営業:月〜土 8:00〜18:00
日本の味が恋しくなったら
9. かもめ食堂(Ravintola Kamome)

映画「かもめ食堂」の名前を受け継いだ食堂で、今はパシラ地区で営業しています。映画にも出てくるおにぎりのほか、定食、ラーメン、寿司がそろいます。日曜・祝日は休みです(公式サイト)。
10. MUJI Ravintola(無印良品の食堂)

カンピのショッピングセンター4階にある、ヨーロッパ最大の無印良品の中の食堂です。公式サイトによると、フィンランドの食材を使った一汁三菜の日本料理が名物です。銀鮭の定食などを食べられるので、現地の食事が続いて和食が恋しくなったときにおすすめです。同じフロアでお土産の買い物もできます。
- 住所:Urho Kekkosen katu 1(Kamppi 4階)
- 営業:月〜金 11:00〜19:00/土 11:00〜18:30、日曜休み
マリメッコの社員食堂でランチ
11. マリトリ(Maritori)

マリメッコ本社にある社員食堂で、誰でも利用できます。ビュッフェ形式で、マリメッコ柄の食器で食べられるのが魅力です。ランチは15.70ユーロ、平日の10:30〜14:00だけの営業です(公式サイト)。
特別な日に行きたい老舗レストラン
旅の記念に、少し贅沢な食事をしたい日の候補です。
- 12. Restaurant Sea Horse:1933年からフィンランドの伝統料理を出す、ウッランリンナの静かな住宅街の老舗。オンライン予約可(公式サイト)
- 13. Konstan Möljä:1981年開店、カレリア地方をルーツにした伝統料理のビュッフェが名物。平日のランチビュッフェもある(公式サイト)
- 14. Lappi Ravintola:中心部で最初のラップランド料理の店(公式サイト)
- 15. Kosmos:1924年創業、4代続く家族経営のレストラン。芸術家や作家が集った歴史がある(公式サイト)
- 16. Kappeli:エスプラナーディ公園の中に1867年に建てられた店。カフェでは伝統のサーモンスープを毎日11〜19時に提供(公式ページ)
ヘルシンキで食事をするときのヒント
- サーモンスープは、マーケットホールやカフェで手ごろに食べられる
- トナカイ料理は Zetor やカフェ・エンゲルなど、フィンランド料理の店で
- ランチの時間帯(平日の昼)は、ランチメニューのある店を選ぶとお得
- マーケットホールは日曜の営業時間が短い。店ごとの時間も確認する
- 和食が恋しくなったら、かもめ食堂や MUJI Ravintola へ
おわりに
ヘルシンキのグルメは、サーモンスープやトナカイ料理といったフィンランドの味を、気軽な食堂から老舗レストランまで幅広く楽しめます。マーケットホールでの食べ歩きも、ヘルシンキならではの体験です。営業時間やメニューは変わることがあるため、各店の公式サイトで確認してから出かけてください。
掲載している情報は、記事の公開・更新時点で確認できたものです。営業日や料金などは変更になることがありますので、おでかけの前に各施設の公式サイトなどで最新の情報をご確認いただけると安心です。