青森市の中心部にある廣田神社(ひろたじんじゃ)は、一切の病気や厄・災難を祓い除ける全国唯一の「病厄除(やまいやくよけ)」の守護神として知られる神社です。この記事では、病厄除のご由緒、りんごを浮かべた花手水、青森らしいお守りや御朱印、境内社の金生稲荷神社、そしてアクセスをまとめて紹介します。
廣田神社とは|青森市中心部に鎮座する病厄除の神社
廣田神社は、青森市長島の市街地にある神社です。青森県庁や青森市役所からもほど近く、JR青森駅から徒歩圏内という便利な立地にあります。青森開拓の一大恩人とされる進藤庄兵衛正次(しんどうしょうべえまさつぐ)の神霊を祀り、地元の人々からは「病厄除の神さま」として親しまれています。

全国唯一「病厄除(やまいやくよけ)」のご利益と由緒
廣田神社の最大の特徴が、全国で唯一という「病厄除」のご祈願です。病気をはじめ、内外から起こるありとあらゆる厄災の一切を祓い除けるとされています。
そのご由緒は、天明四年(1784年)の大飢饉にさかのぼります。当時、江戸幕府から疫病・厄災除けの御札が送られ、この神社で祈願したところ病魔が退散したと伝えられており、これが「病厄除」の信仰の始まりとされています。健康や快復を願って、遠方から参拝に訪れる人も少なくありません。

りんごを浮かべた花手水|青森ならではの手水舎
参拝でまず目を引くのが、青森名産のりんごを浮かべた花手水(はなちょうず)です。手水鉢には色とりどりのりんごや花が浮かべられ、龍の吐水口から水が注がれます。青森らしさが詰まった華やかな一画で、写真映えするスポットとしても人気です。

りんご・金魚ねぶた…青森づくしのお守りと御朱印
廣田神社では、青森ならではのモチーフをあしらったお守りが授与されています。健康の象徴とされるりんご、幸せの象徴とされる金魚ねぶた、雪の結晶などをデザインしたお守りが並び、透明なアクリル製のりんごのお守りも人気です。デザインの愛らしさから、参拝の記念やお土産に選ぶ人も多く見られます。

授与所には、健康や病気平癒にまつわるお守りをはじめ、さまざまな御守が並びます。御朱印も種類が豊富で、月替りのクリア歌絵御朱印(700円)や、実方桜ポケット御朱印帳(3,500円)などがあります。

金運の境内社「金生稲荷神社」|朱い鳥居とお守り自販機
境内には、金生稲荷神社(きんせいいなりじんじゃ)が鎮座しています。朱い鳥居が連なる参道が印象的で、金運上昇を願う参拝者が訪れます。お守りは、境内に設置された専用の自動販売機でも受けられるのがユニークな点です。


廣田神社へのアクセス・参拝情報
廣田神社は青森市長島にあり、JR青森駅から徒歩約15分です。車で訪れる場合は「長島地下駐車場」の廣田神社口からすぐ。駐車場は境内に4台分、提携駐車場に22台分(いずれも有料)があります。参拝は24時間可能で、授与所・ご祈祷の受付時間は記事上部の店舗情報をご確認ください。最新の情報は廣田神社公式サイトでも確認できます。
住所:〒030-0861 青森県青森市長島2丁目13-5

青森観光であわせて訪れたいスポット
青森を旅するなら、あわせて県内のほかのスポットにも足をのばしてみてください。青森市内には、縄文時代の集落跡を復元した特別史跡「三内丸山遺跡」があり、復元された竪穴建物や大型掘立柱建物を見学できます。弘前エリアには、登録有形文化財の洋館で青森限定メニューを楽しめる「スターバックス弘前公園前店」があります。アートが好きな方には、十和田市の「十和田市現代美術館」もおすすめです。
おわりに
廣田神社は、全国唯一の「病厄除」で健康を願える、青森市中心部の神社です。りんごを浮かべた花手水や、金魚ねぶた・りんごをあしらったお守りなど、青森らしさを感じられる見どころも豊富。青森駅から歩いて行ける立地なので、青森観光の合間にも立ち寄りやすい神社です。ご祈祷や授与所の受付時間は、おでかけ前に公式サイトで確認しておくと安心です。