グランドキャニオン・ウエストの赤い岩の縁から望む峡谷

グランドキャニオン日帰りツアー|ラスベガス発ウエストリムの回り方と集合時間の注意点

INFORMATION

営業日
無休(公式サイトに、祝日を含め年間を通じて営業と記載)
営業時間
8:00開場/16:30 最終入場・当日券販売終了/18:00 閉園(夏期は最終入場17:30・閉園19:00)
予約の可否
チケットは公式サイトで事前購入できます(現地では16:30まで当日券を販売)

グランドキャニオンはラスベガスから距離があるため、日帰りで訪れるならツアーの利用が現実的です。この記事では、ラスベガス発の日帰りツアーで向かう「グランドキャニオン・ウエスト」の見どころに加えて、園内シャトルバスが一方通行であることと、集合時間に遅れないための注意点をまとめます。

グランドキャニオン・ウエストの展望地から見下ろすコロラド川と峡谷

グランドキャニオンの日帰りツアーはラスベガス発が現実的

グランドキャニオン・ウエストは、公式サイトに「ラスベガスから車で約2時間」と記載されています。往復だけで約4時間を移動に使う計算になるため、朝に出発して夕方に戻る日帰りの行程になります。

レンタカーでも行けますが、砂漠の一本道を長時間運転することになります。運転を分担できない場合や、時差ぼけが残る旅程の序盤に組み込む場合は、送迎付きの日帰りバスツアーのほうが負担は軽くなります。GetYourGuideやVELTRAなどの予約サイトで、ラスベガス発の日帰りツアーが販売されています。

公式サイトでは、園内の滞在時間として「少なくとも3時間」を推奨しています(急ぐ場合は2時間でも回れる、との記載です)。ツアーを選ぶときは、現地の自由時間がどれくらい確保されているかを確認しておくと安心です。

ラスベガス発のツアーで行くのは国立公園ではなく「グランドキャニオン・ウエスト」

グランドキャニオン・ウエストは、グランドキャニオン国立公園(サウスリム)とは別の場所です。公式サイトを運営しているのはフアラパイ族(Hualapai Tribe)で、チケットにも「Hualapai Tribe Guided Tours & Exhibits」が含まれています。国立公園の年間パスは使えないため、チケットは別途必要です。

園内の見どころは、イーグルポイント(Eagle Point)、グアノポイント(Guano Point)、フアラパイポイント(Hualapai Point)の3か所にまとまっています。

グランドキャニオン・ウエストの見どころ|3つのポイントを回る

イーグルポイント|スカイウォークがある場所

ガラス張りの展望橋「スカイウォーク」があるのがイーグルポイントです。先住民の村(Native American Village)や円形劇場も併設されていて、公式サイトでは90分程度を見込むことがすすめられています。

グアノポイント|360度の眺めとコロラド川

グアノポイントは、公式サイトで「360度の眺め」と紹介されている展望地です。谷底にコロラド川が見え、峡谷の深さがそのまま伝わってきます。

先端の高台まで登ると視界がさらに開けますが、公式サイトにも「短いながら急な登り」と書かれているとおり、足場は舗装されていません。歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

グランドキャニオン・ウエストの赤い岩の縁から望む峡谷

フアラパイポイント|ジップラインと文化展示

フアラパイポイントには、ジップラインや文化展示、ショップがあります。3か所のなかでは最後に立ち寄る位置づけで、おみやげを買うならここになります。

園内のシャトルバスは一方通行|順番を飛ばすと戻れません

グランドキャニオン・ウエストでは、公式サイトに「駐車場より先はマイカーの乗り入れ不可」と明記されています。3つのポイント間の移動は、チケットに含まれる無料シャトルバス(hop-on/hop-off)を使います。運行間隔は10〜15分です。

ここが最大の注意点です。シャトルはイーグルポイント → グアノポイント → フアラパイポイントの順に一方向で回るループ形式で、逆方向には進めません。うっかり通り過ぎたポイントに戻りたくなっても、来た道を引き返すことはできず、もう一度ぐるりと1周する必要があります。

1周し直すとそれだけで30分以上を失い、残りのポイントを見る時間がなくなります。次の点を先に決めてから乗り込むと失敗しません。

  • 降りる順番を先に決める:ルートは一方向なので、行きたい場所を後回しにしない
  • 各ポイントの滞在時間を決めておく:スカイウォークに乗るならイーグルポイントを長めに取る
  • 「あとで戻ろう」を封じる:写真も買い物も、そのポイントにいるうちに済ませる
グランドキャニオン・ウエストの断崖と青空に広がる雲

集合時間に遅れないための注意点

ツアーで訪れる場合、いちばんトラブルになりやすいのが集合時間です。シャトルが一方通行のため、「あと5分だけ」が通用しません。最後のポイントからターミナルへ戻るのにもシャトルが1本必要で、待ち時間を含めると想定より時間がかかります。

  • 集合時刻の30分前には最後のポイントを離れる:シャトルの待ち時間(10〜15分間隔)と乗車時間を見込んでおく
  • 集合場所を降車時に確認する:バスの駐車位置と、ターミナルのどこに集合するかをガイドに聞いておく
  • 時計のずれに注意する:公式サイトの営業時間は、3月上旬〜11月上旬がPDT(太平洋夏時間)、11月上旬〜3月中旬がMST(山岳部標準時)と表記されています。冬の期間はラスベガス(太平洋標準時)と1時間ずれることになるため、集合時間が「ラスベガス時間」か「現地時間」かを必ず確認してください

チケットとアクセス|ラスベガスから約2時間

住所は 5001 E. Diamond Bar Road, Meadview, AZ 86444 です。駐車場はメインターミナルとウェルカムセンター付近に用意されていますが、前述のとおりそこから先へマイカーで進むことはできません。

チケットは公式サイトで販売されていて、内容は次のとおりです(グランドキャニオン・ウエスト公式サイトの表示より)。

  • All-Access Pass:99ドル/スカイウォーク、ジップライン、フアラパイ族のガイドツアーと展示、アーケード無制限、飲食・物販それぞれ10ドル割引、シャトル利用を含む
  • General Admission:67ドル/ハイキングコース、ガイドツアー、先住民のパフォーマンスを含む。スカイウォークは含まれない
  • Sunset Pass:59ドル/15時以降の入場、スカイウォーク、シャトルを含む

チケットは「入場スキャンをした当日のみ有効」と明記されています。子ども料金は、大人1名が定価のAll-Access Passを購入すると5〜12歳が最大2名無料、5歳未満は無料です。

日帰りツアーに参加する場合、入場チケットが料金に含まれるかどうかは催行会社によって異なります。スカイウォークが含まれるプランかどうかも含めて、予約時に確認してください。

訪問前に知っておきたいこと

  • スカイウォークは私物の持ち込み不可:公式サイトに、カメラ・バッグ・財布などの私物はガラスの橋に持ち込めないと記載されています。携帯電話は持ち込み可ですが、自撮りは自己責任との注意書きがあります
  • 滞在時間は3時間以上が目安:公式サイトの推奨です。3か所すべてを回るなら、これより短いと駆け足になります
  • 足元は舗装されていない場所が多い:グアノポイントの高台は急な登りです。サンダルよりスニーカーが向いています

おわりに

ラスベガスから日帰りで行くグランドキャニオン・ウエストは、移動と滞在で1日を使い切る行程です。園内シャトルが一方通行であることを頭に入れて、降りる順番と各ポイントの滞在時間を先に決めておけば、集合時間に慌てずに済みます。

営業時間やチケット内容は変更されることがあるため、訪問前にグランドキャニオン・ウエスト公式サイトで最新の情報をご確認ください。