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クスコからマチュピチュ村への行き方|バス+列車・ルート比較と所要時間

アンデスの古都クスコから、マチュピチュの玄関口の村へ。バスと列車を乗り継いで谷を下っていく道のりは、それ自体がひとつの旅でした。走り出した列車の中で突然始まった、色鮮やかな衣装の伝統劇。景色とともに、その歌声が今も耳に残っています。

マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)とは

マチュピチュ遺跡の観光拠点となるのが、山あいの小さな村「マチュピチュ村」です。正式にはマチュピチュ・プエブロ、旧称の「アグアスカリエンテス」という名前で呼ばれることもあります。遺跡へはこの村からシャトルバス(公式案内で約30分)または徒歩で向かうため、マチュピチュ観光ではまずこの村を目指すことになります。

村へは一般的な路線バスや自家用車で乗り入れることができず、鉄道またはトレッキングでアクセスするのが基本です。この記事では、クスコからマチュピチュ村までの主なルートを整理したうえで、代表的な「バス+列車(インカレイル)」の乗り継ぎルートを詳しく紹介します。

クスコからマチュピチュ村への行き方【主なルート比較】

① バス+列車のセット(乗り継ぎが楽な定番)

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クスコ市内から専用バスでオリャンタイタンボへ移動し、そこから列車に乗り換えてマチュピチュ村へ向かう、鉄道会社公式の乗り継ぎセットです。バスと列車がセットになっているので、乗り換えの手配を自分でしなくてよいのが安心なポイントで、鉄道2社がそれぞれ運行しています。

インカレイル(Inca Rail):クスコ市内の営業所(Av. El Sol 843)前からバスで約2時間かけてオリャンタイタンボの専用駐車場へ。そこから列車で約1時間40分でマチュピチュ村に到着します。バスの出発30分前までに集合と案内されています。詳細はインカレイル公式サイトでご確認ください。

ペルーレイル(PeruRail):クスコ中心部から近いワンチャック駅発着でバス+列車を乗り継ぐ同様のサービスがあります。一部の便では乗換駅が異なる場合があるため、ペルーレイル公式サイト(バス+列車の乗り継ぎサービス)でご確認ください。

② 路線バス(乗合バン)+列車で費用を抑える

バス
イメージ写真

クスコからオリャンタイタンボまでを地元の路線バスや乗合バン(コレクティボ)で移動し、列車区間だけを別に予約する方法です。セット券の専用バスに比べて移動費を抑えやすいのが魅力で、費用重視の旅行者に選ばれています。(※写真のバスは路線バスではないためあくまでイメージになります。)

一方で、バスの乗り場や発車のタイミングは現地で確認する必要があり、オリャンタイタンボ駅までの移動時間に余裕を持って、列車の出発時刻に自分で間に合わせる時間管理が求められます。列車の時刻・空席・料金は各鉄道会社の公式サイトでご確認ください。

③ クスコ近郊の駅から直通列車で向かう

乗り換えなしの列車で向かう方法です。ペルーレイル公式サイトによると、クスコ中心部から約10分のサンペドロ駅からはビスタドームが5月〜12月に運行しており、マチュピチュ駅まで約4時間30分。近郊のポロイ駅からはビスタドームとエクスペディションが運行し、約3時間30分です。

なお、雨季にあたる毎年1月2日〜4月30日はクスコ〜オリャンタイタンボ間の鉄道が運休となり、クスコ発着の便はすべてバス+列車を乗り継ぐ形に切り替わります。最新の運行状況はペルーレイルの時刻表(公式)でご確認ください。

④ トレッキングで向かう(インカ・トレイルなど)

トレッキング
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数日かけてアンデスの山道を歩き、マチュピチュを目指すトレッキングルートもあります。有名なインカ・トレイルは入山者数が管理されており、参加方法や空き状況は取り扱いのある旅行会社・公式情報での確認が必要です。なお、鉄道会社の「インカレイル(Inca Rail)」と徒歩ルートの「インカ・トレイル(Inca Trail)」は名前が似ていますが別物なので、検索や予約の際はご注意ください。

バス+列車の乗り継ぎの流れ(クスコ〜マチュピチュ村)

ここでは、バス+列車の乗り継ぎルートの実際の流れを紹介します。手配はツアー会社経由でも可能で、クスコからバスでオリャンタイタンボへ移動し、そこからインカレイルの列車に乗り継ぐ行程です。

午前のクスコを出発、バスで約2時間の山道

出発は午前中。クスコの街を離れたバスは、アンデスの山あいの道を走ってオリャンタイタンボへ向かいます。到着した駐車場には、同じように列車へ乗り継ぐツアーバスやバンがずらりと並んでいました。

乗り継ぎの待合ラウンジがおしゃれ(カフェもあり)

列車までの待ち時間を過ごす待合スペースは、黒を基調とした落ち着いた内装です。入口ではアンデスの伝統衣装をまとった等身大の人形が出迎え、旅の気分が高まります。

敷地内にはコーヒースタンド「mayu coffee bar station」もありました。黒板メニューにはオリャンタイタンボで焙煎したというクスコ高地産アラビカコーヒーのほか、焼き菓子やサンドイッチも並んでいて、乗車前のひと休みにぴったりです。

カフェ

列車内で始まった伝統文化のパフォーマンス

オリャンタイタンボからは、インカレイルの列車でマチュピチュ村へ向かいます。便によっては、走行中の車内で民族衣装をまとったスタッフによる伝統劇のようなパフォーマンスが行われ、車内が盛り上がります。

大きな窓の外にはウルバンバ川と渓谷の景色が流れ、移動時間そのものが見どころになります。

15〜16時ごろ、マチュピチュ村に到着

午前にクスコを出発した場合、乗り継ぎの待ち時間も含めて、マチュピチュ村に着くのは15〜16時ごろが目安です。移動だけでほぼ1日を使う行程なので、到着日は村で1泊し、翌日に遺跡へ向かうスケジュールを組んでおくと安心です。

予約方法と料金の確認先【公式サイト】

列車の料金は、クラス・日付・時間帯によって変動するため、この記事では金額を記載していません。最新の料金と空席は、インカレイル(Inca Rail)公式サイトおよびペルーレイル(PeruRail)公式サイトで直接ご確認ください。

インカレイルの主なクラスは The Voyager/The 360°/The Prime/The First Class/The Private、ペルーレイルは Expedition/Vistadome/Vistadome Observatory/Hiram Bingham です。ツアー会社経由で手配すると、マチュピチュの入場チケットや送迎とまとめて任せられるため、個人手配が不安な場合にはおすすめです。

訪問のヒント

チケットは事前予約が公式にも推奨されています。特に繁忙期は窓口での当日購入が難しい場合があるため、日程が決まったら早めに確保しておきましょう。

毎年1月2日〜4月30日の雨季はクスコ発着の列車運行が変わる(すべてバス+列車の乗り継ぎになる)ため、この時期に訪れる方は予約時にルートをよく確認してください。

クスコは標高3,000mを超える高地ですが、マチュピチュ村へは谷を下るため、移動とともに標高は下がっていきます。列車の区間は座って景色を楽しむだけなので、高地の移動としては体への負担が少なめです。

おわりに

「マチュピチュへの移動は大変そう」というイメージがあるかもしれませんが、バスと列車を乗り継ぐルートなら、座席に座ったまま景色やパフォーマンスを楽しみながら村までたどり着けます。クスコ観光では、街を見下ろす巨石遺跡「サクサイワマン」もあわせておすすめです。この記事が、マチュピチュへの旅の計画に役立てばうれしいです。

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